あー。
別に父親になったばかりの自分が、かっこつけたことを言うつもりはサラサラないけれども。
最近、我が子が可愛くて可愛くて。
もちろん、昼間は寝ないし。
もちろん、泣くし。
こっちはやっと夏休みに入ったから、さてと気合を入れて遊ぼうと思ったら、今度はすぐ寝て起きないし。
でも、こっちもシメシメと一緒に横になろうと思ったら起きてグズるし。
抱っこしてもぎゃんぎゃん泣いて、
どうした?どうした?と困ったら
『げっぷ=3 げぽーっ=3』
って、床にミルクをばらまくし。
さぁ、
困った困った。
何が何だかわからないよ。
でも、こんな困った状態なのに、
どうしても可愛く見えてしまうんだ。
夜の照明は暗くしてるから、ほんの少ししか顔は見えないけど、
今日は寝る直前に、ほんの少し薄目を開けて
こっちを見て、少しにっこり笑った。
そして、安心しきった顔で眠ってくれた。
それだけで、心が満たされてしまって。
参った参った。
降参です。
『父性』とか『母性』とか人間の本能かは知らないけど、ただ寝る直前に笑ってくれただけで、ここまで心が満たされるなんて、やっぱり今までに感じたことのない感情だと思う。
『パートナー』
とはよく言ったもので、嫁ちゃんとは好き好き好き好きという感情と共に、横に立って一緒に人生を進んでいこうという想いと覚悟がある。
嫁ちゃんが困ったら、助けるし。
たぶん、困ったら助けてくれる。
それは、なんとなくパートナーなんだ。
でも、我が子に対してはやっぱりそういうことじゃないみたい。
何かをしてあげるばかり、生まれてから数か月間は外にも満足に行けない、新生児のころは眠ることすらできない、最近では今度はぐずって寝てくれない。。。
それでもにっこりと笑顔になって
育児マンのシャツの襟を強く握って
その後に
顔を胸にうずめて、
たまに
くすんくすんって
泣きそうな声を出しながら
いつの間にか目をつぶって寝てる。
なんか、それだけで十分になってしまった。
もしこれが、
『父性』とか『母性』なら
生まれてウチラのところに来てくれた時には
これは無かったのかもしれない。
最近になって特にこんな風な想いが強くなってきたってことは、少しづつ我が子と同じように、いつの間にか育ってきたのかもしれない。
最初に出会ったころは、
緊張もあったし、正直驚きもあったし、
特に低出生体重児だったから
『こんな小さい子を育てていくのか…』
って心配になることもあったけど。
今は
『どうやってでも自分が育てたい』
っていう想いに変わってきた。
面白いもんだ。
自分が父親だもん。
自分でも、父親っていう言葉に笑っちゃう。
でも、父親になったからと言って、突然何かが変わるわけじゃない。
でも、少しづつ何かは変わってくるみたい。
正直良くわからないけど、
それが父性だろ?と言われれば
まぁ諦めて、
『父性が出てきた育児マンです』
と言ってあげてもいいかもね。
さて、じゃあまた一緒に寝てくるか。
次はいつグズるのかな。。。
さてさて。
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